チベット高原の西の果てにラダックはあります。人の済む地域では世界で最も標高が高く乾燥しています。夏は灼熱の太陽が照り、冬は八ヶ月も雪に閉ざされ人を寄せ付けないようにみえます。人々はここで何世紀も豊かに暮らして来たのです。
ラダックでは急速に発展してきたため、近代の文化が直面しているさまざまな問題が非常に分かりやすい形で現れています。私達がつくりだした混乱からどのように抜け出すことができるのか、ラダックは示してくれるのです。
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経済的に豊かになった結果、だれでも簡単にさまざまな場所へ移動できるようになりました。旅行者の多くは「冒険」を求めて「未開の地」に足を踏み入れます。その結果がその地域のコミュニティに対してどのようなインパクトを与えるか、そのことを知る必要があるでしょう。
No1: http://video.google.com/videoplay?docid=-4214494592228465878&hl=en
No2: http://video.google.com/videoplay?docid=1627395735754728217&hl=en
テレビが、紅白歌合戦的な国民的幻想の統合の役割を果たした時代は終わったのである。
これは同時に、誰もが同じ絵を見、同じ音を聴くという共同的な時間が消失したことを意味している。背景にあるのは消費資本主義の進展であり、多様化して自立する個人を称揚するイデオロギーがこれを後押しした。テレビというメディアは、多様化、個体化イデオロギーの伝播者となっていったが、同時にそれはテレビのメディア特性の最良の部分を失わせるという自殺行為でもあったのである。
-平川克美
現代の脳科学は、人間の知性というものは、その本質において社会的なものであるということを示している。映画「レインマン」で有名になった、時に天才的な能力を示すケースが出現する「自閉症」の子供たちの問題点も、他者の心を推定する能力にあることが指摘されている。脳の中の感情をつかさどる部位が、どのようにして天才的な創造の能力を生み出すのか、その詳細はまだ明らかではないが、創造を支える感情のシステムの中核に、他者との関係があることは間違いない。作品を創るとき、それが誰かに見られることを予期しない芸術家は一人もいないだろう。創造の行為とは、すなわち、広い意味でのコミュニケーションなのだということを、ビリーミリガンのようなケースは私たちに教えてくれる。
-茂木健一郎
-original: http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2008/12/post-cd14.html

"死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密" (ジョン・イッツォ)
original: http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/12/-5.html
「これまでめぐりあったことのある、ご高齢の賢人といえば、誰ですか?」
米国とカナダに住む一万五千人に推薦してもらった結果、1000人の賢者のリストができた。町の理容師、教師、経営者、聖職者、詩人、政治家など、さまざまな職業や社会的地位の人物がいた。著者はそこから235人を訪問して長時間のインタビューを行った。
死ぬまでに人生について知っておくべきことは何でしょうか?次の世代に何を教えるべきでしょうか?。高齢になって周囲から賢人と呼ばれる人たちが語った人生の知恵を収集するプロジェクトが始まった。
賢人たちは人生が「あっという間」だったと口をそろえる。充実した人生は一層短く感じられるものかもしれない。
「トルストイは『アンナ・カレーニナ』のなかで、「幸福な家族はみな似ているが、不幸な家族はそれぞれ独自の不幸をかかえている」と記した。ぼくがインタビューを通じて発見したのは、幸福な人たちの生き方には、五つの秘密が共通点としてあったことだ。そしてもっと重要なことに、かれらはそれを実践して生きていた。」
5つの秘密とは次のようなものだ。
1 自分の心に忠実であれ
2 思い残すことのないように生きよ
3 愛になれ
4 いまを生きよ
5 得るよりも与えよ
どれも当たり前の教訓であって秘密というほどのものではない。だが、実際に賢人にインタビューするとこれらを強く意識して、実践しているという結果が出たことが真の秘密なのだと著者は書いている。日々、こうしたことができているか自分に問いかけながら生きている賢者も多かった。でも無理はしない。自身の進路を毎日修正して目標に近づいていくことが自然に出来ている人が賢者なのだ。
問題は、それを生み出したときと同じ考え方では解決できない - アインシュタイン
original: http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/12/post_2305.php
幾度か書いていることだけれど、まとめとして書きたい。
たとえば、漫画の新刊の売れ行きが低迷している。何故か。それは書店に面白い漫画の本が幾らでもあるし、各家庭にも親が買った本が揃っている。それらを読んでいるだけで足りてしまうのだ。新しいものを作れば、どんどん売れる時代というのは、もう終わった。古い名作を越える新作はそんなには出ないだろう。
工業製品も同じだ。古くなって買い替える必要がある以外は、ものはほぼ足りている。性能がアップし、耐久性も増しているから、長く使える。新しい製品は、古い製品よりも劇的に優れているわけではない。技術的に達成されてしまったのだ。
人口も増えない。高性能で耐久性のあるものを作れば、必然的に新しいものは売れなくなる。山を削って宅地にして、新しい家をどんどん建てても、古い家が売れないから引っ越せないために新しいものは売れなくなる。
発展はいつまでも続くわけではない。これは悲しむことではない。発展こそが異常な状態だった、と考えるべきだ。発展の中で生まれたビジネスのスタイルは、達成した安定社会では適用できないのは当然である。不景気なのではなく、社会は定常状態に至りつつある、と捉えるべきだと思う。
このような社会では、仕事がなくなるのではないか、と不安を感じる人も多いと思うが、そうではない。必ずどこかに人間がするべき作業はある。たとえば、昔はなかったのに、今は大勢の人たちが、娯楽や趣味に関連する商品を作ったり売ったりする仕事をしている。こういった衣食住に関係のない仕事は、貧しい時代には存在しなかった。社会が達成に近づいても、仕事がなくなるわけではなく、仕事というものの範囲が変わるだけである。
- 森博嗣
番組企画のポイントは「あっ、へぇ、ほぅ」の三つの言葉にあるという。「あっ」というのは、人が驚く事実のこと。企画にはまず、「あっ」と驚くような事実が必要だ。次の「へぇ」というのは、ひその事実を裏付けるもの。事実の裏付けをきちんと取材していれば、人々は「あっ」となった次に、「へぇ」と思う。三番目の「ほぅ」というのは、そのことが人々を納得させ、感動させるかどうか。「あっ」と驚いた事実、そして「へぇ」と感心させる取材、「ほぅ」ということでみている人たちを納得し感動させる、それが番組企画の採用不採用のポイントだという。
ー元NHKプロデューサー萩野靖之
http://www.boston.com/bigpicture/2008/12/the_year_2008_in_photographs_p.html
http://www.boston.com/bigpicture/2008/12/2008_in_photographs_part_2_of.html
http://www.boston.com/bigpicture/2008/12/2008_the_year_in_photographs_p.html
おもしろい。見るべき。
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私たちが「お金はどこからやってくるの?」と疑問を持つ時、造幣局が紙幣を印刷したり貨幣を刻印している様子が心に浮かぶ。
私たちはお金が政府によって作られていると信じている
それは本当だ
でも 事実の一端にすぎない。
http://video.google.com/videoplay?docid=-446781510928242771
『これを実現するには、実物経済の永久的な成長が必要で
それには世界の資源とエネルギーを永久に拡大して消費する必要があります。
さらに 自然資源から取られた原料が毎年毎年永遠にゴミになっていきます。
貨幣システムを崩壊から防ぐためにです。
とんでもない成長が この世界で永遠に続くと信じているものは
キチガイか経済学者ぐらいでしょう。』
--- ケネス・ボーディング 経済学者 ---

